おはようございます。
社屋の工事も着々と進んでおります。
少し遅れ気味感もありますが順調にイメージ通りの建物が出来上がりそうです。
遅れ気味の原因が私のこだわり? 私のイメージを伝え納めてもらう事が少しありそうです。
普通家でもなんでもそうですが、何を決めるにしてもカタログや今までの施工例だったりと型にはまった
物を単に組み合
わせてるだけの様な気がするんです。
そうすると作る側や材料を決める時などスムーズに決まっていきますが、
私の作るものは全て私の頭の中のイメージ
しかなく、なにを調べても参考になるものが無いのです。
イメージを伝え、材料を決め納め方を考えるという逆算方式なので時間も手間もかかる原因だと思います。
これを聞くといい材料を使ってお金ばかりかかるんじゃないか?
なんて思われる方もいると思います。
そうではないんですね。
正直私の現場の材料はいいか悪いかで言うと全てB級品です。
材料屋さんも首をかしげることが多いです。
大工さんも展示場になるのにこれでいいの?
と心配してくれるほどです。
勘違いして欲しくないのが手を抜いているわけでは無いです。
基礎や構造、職方さんたちの技術、建物設計は時間をかけしっかりとやります。
何を言いたいかと言うと、良い材料を使えば良い物が出来る訳ではないんです。
しっかりとしたコンセプトを持ち、今までの固定概念で縛られないような、自由な発想が大事なんです。
今回の社屋のテーマはアメリカ、カナダの少し田舎町にあるような建物がコンセプトです。
田舎町に高級素材で固められた家なんてある訳ないです。
全て業者に頼むわけでなく、
出来ない事はプロに頼んで自分で出来るところは自分で施工する。
お金をかけずにいかにかっこよく、自分っぽさを出すかが大事です。
昨日終わった外壁もそうです。