ヒメシャラ
ヒメシャラ | |||||||||||||||||||||
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小石川植物園 2010年6月
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Stewartia monadelpha Siebold et Zucc. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ヒメシャラ(姫沙羅) |
ヒメシャラ(姫沙羅、学名:Stewartia monadelpha)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。ナツツバキに似るが花も葉も小ぶり。
目次
- 1 特徴
- 2 分布と生育環境
- 3 利用
- 4 ギャラリー
- 5 サルスベリについて
- 6 脚注
- 7 参考文献
特徴
垂直によく伸び、高さ15m、胸高直径90cmに達する。若木のうちは灰色の細かくざらついた樹皮であるが、成長するに従いこのような樹皮ははがれ、次第に赤褐色のごく薄い樹皮に変わる。この樹皮は細かい鱗状にはがれるが、全体としては明るい赤褐色のつるつるしたものに見え、森林内ではひときわ目立つものである。
葉は互生で短い柄があり、長さ5-8cm、葉身は楕円形から長楕円形、縁には低い鋸歯がある。葉は黄緑色で、全体に毛がある。
花期は7-8月。葉腋から1つずつ、小さな白い花を咲かせる。秋には紅葉になり、10-11月に濃褐色の実ができて種子ができる。
ヒメシャラの特徴は何といっても赤茶な幹。
つやつやとした赤い幹はとてもきれいです。
そして樹の大きさに似合わずとても小さなかわいらしい白い花が咲きます。
栃木県の那須のほうに行くと自然に生えたヒメシャラをよく見かけます。
落葉樹なので冬は葉がなくなりますが綺麗な幹が冬の間楽しませてくれる樹です。