こんちは!
コンクリートの凍結問題について2回目です。
今日は対策について。
まず一つの対策です。
呼び強度の設定
気温が下がりきった状態ですと、コンクリートが硬化しずらくなり、
通常よりも強度が低いコンクリートになります。
その様な事が起こさない為にも設計されているコンクリートの強度よりも、
実際に打設するコンクリートの強度(呼び強度)を上げて対策します。
通常打設、使用する場所にもよりますが、駐車場などに使用する場合の設計強度21N/㎟な場合
29N/㎜2に強度を上げます。
これは生コン会社のプラントの方と最近の状況を確認し決定します。
強度の高いコンクリートの方が、水和反応という硬化するための
時間が速く、コンクリート事態の温度が早く上昇します。
これを温度補正と呼びます。この方法が一番取られている方法になりますが気温が更に低く、コンクリートの厚みが厚く
硬化するまでの時間が更にかかる場合は更なる対策が必要になってきます。
この時期現場で一番気を使う厄介者はコンクリートなのです^^
次回はまた違う対策をご紹介いたします。
では!