今日、自家焙煎珈琲店を営まれている方がショールームに来てくれた。
6席くらいのカウンターのあるお店を考えている事だったけど、気づけば3時間、ほとんど
建物の話はしていなかった。
話していたのはこれからどう生きたいか。
どんな時間を過ごしたいか。
どんな人とかかわっていきたいか。
いわゆる「他人軸」と「自分軸」の話。
売れるお店を作るなら、正解は沢山ある。
立地、席数、回転率、導線、原価率・・・。
でも、それって全部 ”他人軸” でも作れる。
今回話していて強く感じたことは
「この人は自分軸で店を作ろうとしている」という事。
誰かに評価される為じゃなく、自分が納得できる場所を作る為に。
話しの中でこんな事をつたえた。
「一番カッコいいのって、自分で自信をもって生きている事だと思うんですよね」
他人の評価を追いかけるよりも、自分の感覚にちゃんと納得している事。
そのうえで、共感してくれる人と繋がっていくこと。
それが結果的に一番強いと思う。
効率だけ考えたら、もっと席は増やせる。
もっと回転も上げられる。
でも、そうじゃない。
一杯のコーヒーにちゃんと向き合える距離感。
お客さんとちゃんと話せる空間。
自分のペースで呼吸できる場所。
それを選んでいる。
建物を作る仕事をしていると、どうしても”正解っぽうもの”を
提案しがちになる。
でも本当は、正解なんて一つもなくて、あるのは
「その人にとっての納得」
だけなんだと思う。
他人軸で作れば評価はされるかもしれない。
でも、自分軸で作った場所には、ちゃんと人が集まる。
今日の打ち合わせはそんなことを改めて感じるじかんだった。
場所はまだ決まっていない。
でもどこでやるにしてもきっといい店になると思う。
雌雄はシンプル、
もう”軸”が決まっているから。
建物は、その軸を形にする為の手段でしかない。
だからこそ、ちゃんと向き合って作りたいと思う。
次があればもう少し具体的な話になるんだと思う。
その時間もきっと楽しい時間になると思う。
ではでは!

























