カスケードガレージの基礎 3
おはようございます。
今日もカスケードガレージの基礎作りについてです。
前回ご紹介した基礎は既存コンクリートの上に土間基礎を作る施工方法でした。
カスケードガレージを使うにあたりシャッター高さなどの問題が無ければこの方法が金額的にも
一番良い方法だと思います。
問題とは基本のシャッター高さがH-1730mmとH-2000mmの2パターンになりこの高さで問題が無ければと言う意味です。
車を入れるガレージと考えると車高の低い車であれば問題ありませんが、RV車、ワゴン車などもともと背の高い
車となるとH-2000mmのシャッター高さではギリギリか入らない高さになります。
そこでシャッター高さを確保する為に基礎をその分立ち上げてH-2000 + α の開口高さを確保します。
この場合が土間基礎ではなく布基礎と呼ばれる基礎の作成が必要になります。
そこでどの様に既存の土間コンクリートの上に作成するか?
そのまま上に立ち上げるだけでは強度的にも心配がありますし、土間と立上りの設置面から雨水が
しみ込んでくることになります。
折角ガレージ作るのに雨の度にガレージ内に雨水が入る様であればそれはストレス以外何もないですよね。
なので弊社では下記の施工を施します。
基礎の下をはつり込みます。
こうする事により既存のコンクリートに食い込ませることで強度も比べ物にならないほど上がり、
接地面のジョイント部分が露出しない事で雨水の進入も防げます。
この工事仕上がり的には関係ない工事なんですが、施工的には重労働になり施工時間も
短時間と言う訳ではありません。
簡単な工事ですが大変です。
大変ですがやるとやらない場合では強度、使いやすさで全然違いが出る工事です。
勿論は吊り込んだだけではなく更に鉄筋アンカーを打ち込み強度を増させます。
基礎工事として考えれば簡易基礎扱いになりますので鉄筋の数は細かく打ちます。
作るカスケードガレージのサイズにもよりますが台風の有る地域ではしっかりと作る事をお勧め致します。
そして枠を必要な高さの枠を組みコンクリートを流し込んで基礎完成です。
この様な簡易基礎の場合、立上りの高さは限度がありますのでしっかりと打合せが必要です。
綺麗に基礎完成致しました。
掘りこんだことは説明しないとわかりませんが、強度、雨水の進入は無くなりましたので
この先ずーっと安心して使う事が出来ます。
これらの様に一概に基礎工事と言っても、作る場所、使い方、御予算で選択肢は色々あります。
そこは経験豊富な我々にお任せ頂ければと思います。
これから発売する新商品です。
発売までの詳細はお問合せお待ちしております。