針葉樹の総称:コニファー

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園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼びます。

近年ではヨーロッパから入ってきた園芸用の針葉樹を指すことが多いです。コニファーには、様々な種類があります。すっきりとした姿と緑の葉が特徴ですが、たくさんの品種があるため、こんもりと生い茂るものから円錐形の姿のもの、シルバーリーフと呼ばれる銀色を帯びた葉から明るい黄緑色、新緑のものまで色も樹形も千差万別です。鉢植えに適するもの、地植え向きのもの、どちらにも使えるものと用途も幅広く、寄せ植えの引き立て役や庭木、街路樹にと様々な場面で植えられています。またクリスマスシーズンのリースづくりには、材料としてコニファーは欠かせません。


植え付けは3月~4月に行います。鉢は苗よりも一回り以上大きなものを選びます。地植えでは、苗の2~3倍深い穴を掘り、苗の間隔をあけて植えます。鉢植えの場合、土が乾いたらたっぷりと水を与えるようにします。地植え、鉢植えのどちらでも夏は涼しい朝か夕方に水やりをするのがおすすめです。また、冬は土の表面が凍るのを防ぐため、午前中に水やりをすると良いです。

≪花言葉≫

「死」「哀悼」「絶望」「不変」