エレガントな花が咲くアガパンサス

アガパンサス

アガパンサス

南アフリカが原産のアガパンサスは、放っておいても毎年花を咲かせるほど丈夫な多年草です。
地面に太く強い根を張り、ツヤのある青い花を咲かせます。

花色は紫、青紫、白などがあります。紫や青紫色は品種によって濃淡の違いがあり、それなりに色彩のバラエティーはあります。大株では花茎を何本も伸ばし、満開時は賑やかです。エレガントな花が咲くアガパンサスです。

花の形は先端の大きく開いたラッパ型で横向きに咲くものが多いですが、下向きや上向きに花が開くものもあります。草丈は30cmくらいのコンパクトなものから1mを越す大型種まであります。

種まき

アガパンサス 種
4~5月もしくは10〜11月頃、アガパンサスの種まきをします。

  1. ビニールポットやジフィーポットに種まき用の土を入れる
  2. 種をまいて水やりをする
  3. 日当たりのよい場所で土が乾燥しきらないように水やりをして管理
  4. 1ヶ月ほどで発芽し、本葉が数枚育ってきたら1株ずつ育苗ポットに植え替える
  5. 土が乾いてから水やりをするように切り替える
  6. さらに一回り大きな鉢か、庭に苗を植え替える

水やり・肥料

アガパンサス
水やり

土が乾いたら水をたっぷりやってください。地植えの場合は、日照りでもない限りは自然な降雨だけで大丈夫です。

鉢植えは、土の表面が乾いていたら水やりをします。春の生育期は土が乾きやすいので、朝夕の2回土を観察するとよいです。水の与えすぎは根腐れを起こすので注意が必要です。

肥料


鉢植えと地植えともに、4~5月と9月末~10月にそれぞれ1回ずつ追加で肥料を根元におきます。
鉢植えは、固形肥料の代わりに液体肥料を1ヶ月に2~3回、水やりと合わせて与えてもかまいません。

日当たり・置き場所

アガパンサス
日当たり

日当たりで管理するのが好ましいですが、半日陰くらいなら十分育って花を咲かせます。
日当たりが悪いと花が少なくなる・枯れなくても花が咲かなくなる・、花が咲いても2年に一回しか咲かなくなるといったことが起きるので日当たりで管理してください。

置き場所

霜に当たると地上部が枯れてしまいますが、球根自体はマイナス10度まで耐えられるのでよほどの寒冷地でなければ戸外で十分越冬します。

冬に霜よけをしておくと、冬の間も成長し春以降の花つきや株の成長が非常によくなります。

ポイント

◆ジメジメした状態が長く続くと根腐れを起こす。水のやりすぎに注意。
◆水はけのよい土と風通しのよい場所に植えて乾燥気味に育てる
◆庭植え推奨。
◆庭植えにすれば手間のかからない便利な植物。
◆咲き終わった花は摘む

花言葉

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「恋の訪れ」「ラブレター」「恋の季節」