見た目がパイナップルそっくりなパイナップルリリー

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見た目がパイナップルそっくりなパイナップルリリー。

南アフリカに10種となぜか中央アフリカに1種が分布する球根植物です。

ホシオモト(星万年青)という和名がありますが、英名の「パイナップルリリー」または属名の「ユーコミス」の名前で定着しています。

花期は7月~8月。
大きく放射状に葉を広げ、太い花茎に星型の小さな花をたくさん咲かせます。
花茎の先端にある苞葉が小さな花と相まって、パイナップルのように見えます。
「パイナップルリリー」の英名はこの花姿に由来しています。

 


種まき

植えつけの適期は4月です。4月に植えると、ほとんどのものが7月に開花します。
土質は選びませんが、水はけの悪い場所を嫌うので、水はけと日当たりのよいところに植えます。

球根を植えるときのポイント

パイナップルリリー
地植え

◆球根を植える間隔と深さは、地植えの場合、草丈1mくらいになる大型種は40~50cm 間隔とし、球根の上に7~8cmの土がかかる深さに、

◆草丈30~50cmの中型種は20~30cm間隔で、球根の上に4~5cmの土がかかる深さに植えます。

鉢植え

◆鉢植えの場合、大型種は30~36cm鉢に4~5球植えとし、球根の上に5~6cmの土がかかる深さに植えます。

◆中型種は18~21cm鉢に4~5球植えとし、球根の上に3~4cmの土がかかる深さに植えます。

水やり・肥料

パイナップルリリー
水やり

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと灌水します。10月頃から徐々に水の量を少なくして、11月~3月は休眠期なので完全に水を断ちます。

肥料

花が終わってから葉が枯れるまで、市販の液体肥料を1000倍に薄めて月に1回与えてください。植替え時は緩効性の固形肥料を与えます。

日当たり・置き場所

パイナップルリリー
日当たり

1年を通して戸外の日当たりの良い場所で管理してください。日陰で管理すると茎が間延びする可能性があるので、日光に十分当ててください。
耐暑性、耐寒性ともに強く、戸外で越冬可能です。
寒冷地以外では植えっぱなしでも冬を越します。

置き場所

凍結の心配がある場合は、秋に葉が枯れた後、掘りあげて凍らない程度の場所に貯蔵します。

ポイント

◆休眠期は水を与えない
◆枯れてきたら花を切り取ります
◆鉢植えは毎年植え直します

花言葉

パイナップルリリー



「完璧」 「完全」