代表取締役 神山直紀です。
仕事ではタイルの世界からエクステリア、リノベーション、輸入事業と
実績を積みながら視野を広げお客様に幅広い分野の提案を出来るよう邁進してきました。
実績を積みながら視野を広げお客様に幅広い分野の提案を出来るよう邁進してきました。
こんちは!
今日はコンクリートの凍害対策の3回目です。
AEコンクリートでの対策。
水分を減らし、滑らかにする役目を果たします。
AE剤とは界面活性剤の一種であり、
コンクリート1m3分の中に数千億もの気泡を発生させます。
気泡が流動性を保ち、コンクリート自体の水分量を少なくできるので、
密度と強度に優れたコンクリートになります。
また、水分は氷ると膨張します。
AE剤の気泡がクッションのような働きをするため、
気泡に入り込んだ水が凍結して、割れ等を起こす凍害に対しても
耐久性を持たせることができます。
まず一つの対策です。
呼び強度の設定
気温が下がりきった状態ですと、コンクリートが硬化しずらくなり、
通常よりも強度が低いコンクリートになります。
その様な事が起こさない為にも設計されているコンクリートの強度よりも、
実際に打設するコンクリートの強度(呼び強度)を上げて対策します。
通常打設、使用する場所にもよりますが、駐車場などに使用する場合の設計強度21N/㎟な場合
29N/㎜2に強度を上げます。
これは生コン会社のプラントの方と最近の状況を確認し決定します。
強度の高いコンクリートの方が、水和反応という硬化するための
時間が速く、コンクリート事態の温度が早く上昇します。
これを温度補正と呼びます。