色鮮やかな青紫の花を咲かせる:ブルーサルビア

ブルーサルビア

本来は多年草ですが、耐寒性が低く冬の寒さで枯れてしまうことが多いため、日本では春まき一年草として扱われています。

ブルーサルビアと呼ばれるのは、サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)で、アメリカのテキサス州とメキシコに自生するサルビアです。
日本には昭和初期に渡来しています。



ブルーサルビア



花期は5月~10月。
茎の頂部、または上部の葉の付け根から花穂を伸ばし、花径1㎝程度の花を穂状に咲かせます。
花穂の長さは15~30㎝になり、初夏から秋の間、次々と花を咲かせ続けます。

花はシソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる唇形花で、美しいブルーの花色をしています。
ブルーサルビア
湿気と高温に弱い傾向があり、特に湿気に弱いです。梅雨の時期に風通し良くするために、少し間引いた方がいいでしょう。

寒さに弱く、霜が降りる地域では越冬できずに枯れてしまいます。暖地であれば越冬できます。

乾燥にも弱いので水切れにも気をつけますが、どちらかというと湿気に弱いために水のやり過ぎは根腐れの元です。土が乾くまでは水を控えてください。
≪花言葉≫
「永遠にあなたのもの」「尊重」「知恵」