黄緑色のハート型の葉がかわいいギボウシ(多年草)

ギボウシ

ギボウシ

橋の柱の頭部についている宝珠形の装飾(ギボシ)に、花の姿が似ていることから名付けられたギボウシ。
葉の色や模様にもバリエーションがあり、アメリカなどの海外では庭木として人気です。

第一葉が大きいという特徴をもっており、その後から小さな葉が土から飛び出すように勢いのある生え方をしています。

初夏から秋口にかけては、花も綺麗ですが、主に葉っぱが鑑賞対象です。
多年草なので環境が合えば、毎年花を咲かせることもできます。

黄緑色のハート型の葉がかわいいギボウシ(多年草)です。

種まき・苗植え時期

ギボウシ
種まき

種は市販されておらず、自分で採種したものをまきます。
種から育てた株は開花まで3~5年ほどかかるので、早く育てたい、同じ模様がみたいときは市販の苗から育てるのがいいです。

苗植え

2~3月か、9~10月に苗植えをします。小型の品種は鉢植え、大型の品種は地植えが適しています。

水やり・肥料

ギボウシ
水やり

やや湿り気のある土壌を好みますが、案外乾燥にも強い植物です。
鉢植えは、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えます。
地植えは植え付け直後と真夏にひどく乾くとき以外は、水やりをする必要はありません。

肥料

あまり必要ありません。
肥料は3月と9月に1回ずつ与えます。与える肥料は固形の油かすを株、鉢の大きさに応じて適量を土の表面に指で押し込みます。

日当たり・置き場所

ギボウシ
日当たり

明るい日陰から日陰が適しています。強い日射しにあたると葉が焼けて傷むので注意が必要です

地植えは日射しなどをよく考えた場所に植えます。

置き場所

寒さには強いのですが、凍結すると枯れます。
寒さの厳しい地域では、地面を腐葉土などで被って防寒するか、室内などで保護します。

ポイント

◆日の当たらない明るい日陰が最適
◆葉焼けを起こすので直射日光には当てない

花言葉

ギボウシ



「落ち着き」「沈静」「変わらない思い」「静かな人」「献身」